バレンタインチョコ


グラウンドゴルフの始まる8時半ごろには粉雪が舞っていたが、午後には晴れ間が広がってきた。この時季にはこんな天気の方が何だか落ち着く。おとといのように夏日にニアミスしそうな日が続けば不安がつきまとう。


おとといの同窓会幹事会。バレンタインデーとあって、女性メンバー6人が6人の男性にチョコレートを配ってくれた。年輪を重ねた手やチョコレート色の人生模様を手に染めた手からおじさんたちにバレンタインチョコレートが手渡される光景は微笑ましい。腰が曲がっても乙女心は失われずいじらしいこの姿。これぞ、健康で長生きの秘訣だろう。



若いころ、あっちのお店、こっちのお店でもらうチョコレートは後で高いつけがまわってくる危うさがあった。が、その分スパイスの効いたワクワク感があった。いま、喜寿を目前に控えた仲間の集まりでもらうチョコレートは下心もなくなんとなく気の抜けたビールの感がする。ノンアルコールは安心・安全だ。


チョコレート会社の販売促進策「愛する人にチョコレートを贈りましょう」から始まったバレンタインチョコレートも半世紀以上経って様変わりしたようだ。幾日か前の毎日新聞電子版に載っていた。当世バレンタインチョコ事情2016年版として。●もらう・あげるだけでなく、いろんな人とチョコを贈り合い。●「告白する日」から「感謝の気持ちをシェアする日」に様変わり。●自分自身への「褒美チョコ」が増えている。こんなことらしい。


日記のカキコをしていたら、長女が会社からの帰宅途中に立ち寄った。バレンタインチョコを買い過ぎて余ったからあげる。と置いて行った。「おこぼれチョコ」か。これもノンアルコールか。