ユニークなシニアライフ


きのう一日降った雨も上がり春の日差しが戻った。いつものことながらあの「早春賦」の♪ 春は名のみの風の冷たさ をつい口ずさんでしまう。この春になって何度日記にカキコしたことだろう。この「早春賦」の一節を。


13日の土曜の今日の誕生日の花は「ユキヤナギ」とラジオ深夜便が伝えていた。グラウンドゴルフのホームグランド桜公園の土手はまだまだ。まばらに咲いているだけだ。桜の開花と併せて見るユキヤナギが一番美しい。あと2週間先の頃が見頃だろう。下の写真は去年のもの。




多治見の仲間のブログの常連で埼玉県在住のK君。ユニークなシニアライフを送っている。リタイヤー後埼玉県のいきがい大学美術工芸科で絵画を学び、卒業後紙芝居劇団を結成し9人の仲間と幼稚園や老人施設での公演をしている。


そんな彼が先般東京の共立講堂で開かれた日経新聞主催のシニアライフセミナーのパネルディスカッション、そのパネリストの一人として出演した。その時の要旨を掲載した新聞がメールで送られてきた。




ディスカッションの最後に司会の元NHKアナウンサー山根基世氏が4人のパネリストに充実したシニアライフを送るためのアドバイスを求めていた。K君は特に男性はまず兜を脱いで集団の中に入り込むこと。思っているだけではどうにもならない。などと述べていた。


「兜を脱ぐ」=「肩書きを捨てる」だろう。現役時代にあれだけ生き生きとしていた人間がリタイヤー後は淋しい人生を送っているというケースが昔の上司や同僚の中にもしばしば見受けられる。その原因の大半は兜であり肩書きであろう。K君、現役時代に幾多の修羅場をくぐってきたことが”こやし”になって今のシニアライフがあるといえよう。