防犯・防火パトロール


青空が広がって冷たい北風、各地に乾燥注意報。典型的な冬の天気だ。きょう12月28日の誕生日の花はロウバイラジオ深夜便が伝える。この地区では1月中旬頃に咲く。早生種は今頃咲くようだ。名前に梅がついているから梅の一種かと思われがちだが、梅はバラ科ロウバイロウバイロウバイ属とのこと。


半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工(ろうざいく)のようであり、旧暦12月に咲くからこの名がついたらしい。上の写真は去年1月、ウォーキングコース沿道の知人宅で撮ったもの。毎年このロウバイが咲いているのが「春近し」のシグナルとなっている。下左は、おととし1月にロウバイの名所、豊田・松平高月院で撮ったものだ。



「戸締り用心 火の用心」。今週の月曜と火曜の夜7時過ぎから約1時間は防犯・防火パトロール。この行事は自分が所属する自主防犯組織が中心となって町内の各種団体に参加を呼び掛けて行っている。今年で12年目になる。おまわりさんのように反射板つきのチョッキを着て、明かりのつく警棒をぶらさげ、廃材で作った拍子木を叩きながら町内を廻る。



子供会にも呼びかけているので老若男女入り混じって1日40〜50人の人数で賑やかだ。子供も一緒に参加するのは大変有意義なことだと思う。子供の教育は学校だけではない。家庭、地域の果たす役割が大きい。


思い起こせば、終戦直後の自分の子供の頃は子供達だけでやっていた。商店街の中での「夜回り」だったから物騒だなんてことを言い出す人もいなかったのだろう。こんなイベントの中から学んだことも多い。「北斗七星 ひしゃく形」なんていうこと。いまだに憶えている。手袋を忘れてきた下級生をみれば上級生が貸してやる。凍てついた道で滑らない歩き方を教えてやる。


トロールが終わって集会所でお汁粉が振舞われる。子供達は、食べ終わるとさっさと静かに引き上げてゆく。優等生ばかりだ。おじさん、おばさんとムダ口叩いているような者は一人もいない。