年賀状べっぴんさん

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書くのは少々面倒な年賀状だが、もらうのはやはり嬉しいものだ。リタイヤーして三分の一くらいに減ったといっても100枚近くが今年も届いた。あの人は元気そうでなによりだ。あの人の字は昔と比べると弱弱しくなったとか近況がわかる。彼の今年の作品はどんなものだろうか?絵や版画の作品を見るのも楽しみだ。



先日の読売デジタル版に出ていた。今年の年賀状は1993年のピーク時の4割で30億枚になる見込みとか。メールやSNSなどの情報通信手段がこれだけ進んでも、30億枚の世界だ。年賀状は通信手段ではなく、既に日本の風習というか文化として国民の間に浸透しているといっても過言ではないだろう。



年賀状の本来の目的は近況を伝えるツールであり、挨拶であったり、旧交を温めあう道具だ。この目的だけならメールやSNSでも、ある程度代用が効くかもしれない。しかし、年賀状は単なる利便性で片付くものでないだろう。どれくらいか知らないが、かなり長い歴史をもつ文化であり、風物詩であり、ある種エンターテインメントでさえあると思う。


そんなことから、毎年2年経過すると年賀状は廃棄処分していたが、処分するのはもったいないような作品はスキャンしてストックするようにした。今年の年賀状の”べっぴんさん”をアップしてみた。