受動喫煙対策法案に思う


日陰の雪も消えて日常が戻った感じだ。早朝のウォーキングの時間は雲一つもない青空に肌を刺すような冷たい風だ。


毎月名古屋でする麻雀。メンバーのうち二人が喫煙者。換気装置の効いた個室ではあるが、両側からプカプカやられるのは相当こたえる。先週テレビのニュースで報じられていた。東京五輪に向け、サービス業などは建物内は禁煙とし、吸えるのは密閉された喫煙室だけという受動喫煙対策法案が今国会に提出されることになった業界の反響ぶりだった。


日本津々浦々の茶の間みたいな焼き鳥屋やおでん屋まであまねく禁煙にできるのか。それらの店では喫煙室を設けるなど無理、かといって完全禁煙にすれば客が減って死活問題。麻雀荘など、テンパイたばこといっていちいち席をはずされていたらたまったもんでない。


何事にも一筋縄で行かない中国、ロシア。北京五輪ソチ五輪の開催都市決定の際、WHO(世界保健機構)とIOC(国際五輪委員会)から「五輪開催」と「受動喫煙防止対策」をワンセットで飲まされた。今回の東京開催もその論を医療費抑制に躍起になっている厚労省が「渡りに舟」と飛びついた。そんなことがまことしやに飛び交っている。



熊さん八っあんにしてみれば、テンパイするたびに「テンパイたばこ」でゲームを中断されるより多少の煙たいのを我慢しよう。云いたいことはこうだ。お役人さん、「えぃ、やぁ、面倒だ。全面禁止」とすれば、特例措置とか救済措置などとめんどうなことはなくなって、結構なことだ。


それでは、あまりにも能がなさすぎないか?お役人さんや国会議員さんに知恵を働かせてもらうために、熊さん八ッあんは税金を払っているのだ。汗を流してよ