真実の口


2日続きの雨も上がり、風かおり日差しが眩しいが過ごしやすい日となった。腰の具合もだいぶよくなった。腰かけた状態から立ち上がるときがまだきつい。旅行で31日から6月14日まで日記はお休みとするため、今週末は休みなしとした。


ツツジが姿を消したと思ったら、我が家の門の前でサツキが姿を現し始めた。ツツジより細かい花が密生している。朝日に輝いて眩しい。軽いウォーキングで四つ池の周囲をまわった。池の周囲の青葉若葉が実に美しい。桜の若葉で虫食い状態のものがけっこう目につく。このことは、あすの日記でふれよう。



「本物」か「怪文書」か。文科省の前事務次官が記者会見し、自分が担当課から説明を受けた際示されたもの、と認めた。文科省内部の説明資料だ。内閣府にとってはあずかり知らぬ文書だろう。こんなことはどちらでもいいことだ。ことの本質は首相が親友がトップにいる法人から依頼を受けて学部新設の方向になったかどうかということではないか。


規制緩和は今後の成長に欠かせぬ政策であるだけに、経過を開示して透明性を高めれば何ら問題ないと思う。担当課からの説明資料の作成者の主観で「総理のご意向」と表現されているが、「意向」とは親友から依頼されているからか、岩盤規制をドリルであける覚悟を指しているのかわからないのだ。



何にせよ、なんら法に触れるようなこともない、こんなことで証人喚問だなんて時間の無駄なことだと思う。この前事務次官、大変正直な人だと思う。役所の後輩が、「あるもの」を「ない」と云わなければならないから、自分が会見を開いて「ある」ということを世間に知らせた。ということだが、新聞に自分が風俗関連の店に出入りしていたことを報じられ、そのことまで「ある」と明言することまでしなくても・・・と思うが。


折しも安倍さん、イタリア・シチリア島でサミットだ。ローマに立ち寄り、うそつきは手が抜けなくなるという彫刻「真実の口」で潔白を証明されたらいかがだろう。野党の連中も静かになること請け合いだ。