年惜しむ心うれひにかわりけり


穏やかな晴天。日中はホッとするような陽気に。2.3日前にわが家にやってきたばかりのポインセチアが窓際のひだまりで生き生きとしている。実にタイミングよく、きょう12月22日の誕生日の花はそのポインセチアだ。おとといのシクラメンといい、きょうポインセチアといい、いずれもクリスマスには欠かせない花だ。


メキシコ原産の観葉植物。花は下の写真にあるようにあまり目立たない。。その花の蕾を包んでいた葉を苞葉(ほうば)といいそれがが赤く染まるのが鑑賞の対象となる。その赤さはキリストの血の色に例えられる。



今年もあと10日たらず。年賀状をはじめとしてまだすることが山ほどある。そんな中、遊びやボランティアで週に1回や2回は必ず顔を合せている仲間が3人同じ病院に入院だ。(正確に言えばひとりは2日前に退院)


女性ふたりに男性ひとり。共通項は骨折、およびまだ若いつもりでいたが体がついて行ってないことだ。あすはわが身かもしれない。対岸の火事視していてはバチがあたる。この良き年も第四コーナーに入ってフィニッシュ寸前でこのアクシデント。同情を禁じ得ない。



「年惜しむ心うれひにかわりけり」高浜虚子 この句は三人衆に切なく響こう。一日も早い恢復を祈るのみだ。


きょうは二十四節気冬至。昼間の時間がもっとも短い日だ。ちなみに日の出6時57分、日の入り16時45分。第四金曜で居酒屋花金の開かれる日だ。骨折で入院中の居酒屋の亭主も外泊許可をとって出勤だ。冬至かぼちゃを肴に忘年の杯を傾けるとしようか。家に帰ったらゆず湯に浸かるとすっか。