日本に一番近い欧州 ウラジオストク


終日まとまった雨降りの日曜から一転、初夏の日差しの週明け月曜になった。きのう5月13日の誕生日の花はカーネーションだと思っていたら、意外にもジャーマンアイリスだった。わが家に咲くこの花、白は4月の中ごろに、黄は5月の初めに、赤紫のような色のものは、その中間ぐらいに咲いている。この時期になると、すっかり萎れている。    


いかにも西洋風で原色の大きな花が咲く。花のめくり上がった上の方のひらひら部分が大きめなのが特徴。 魅力を感じるような花でもなく、10数年放っておいても毎年きちんと咲く。写真もあまり撮ってない。別名ドイツアヤメ




雨の日曜、雑誌を読んでいて、もっと色々調べてみるものだ。今となってはほぞをかむ思いだ。そんな、後悔をするのだった。先月台湾旅行をした。その際、同行者と本当は欧州へ行きたいが10時間以上のフライトはかなわん。ということから両者とも観光をしたことのない台湾となった。


その雑誌には、この夏以降の海外旅行トレンドは「日本に一番近い欧州、極東ロシアの港町ウラジオストク」。場所は日本海を挟んで日本の対岸。成田から2時間半のフライト。シベリア鉄道の始発駅がある。などと旅心をくすぐる。なぜ、いま注目されているか?昨年からネット申請でビザの発給ができるようになったからだそうだ。



ウラジオストク帝政ロシア時代の街並が多く残り、ロシアの一地方都市に過ぎないにもかかわらず、劇場や博物館などの近代的な都市施設が整っている。エルミタージュ美術館の別館が近々オープンするそうだ。港町だけあって、質の高いシーフード料理店や中央アジア料理店が多いのも特徴らしい。街中どこでも絵になるし、多彩な食文化が楽しめると云う。


足は空路、海路両方ある。空路は成田発着4日間ホテル3泊、2日間フリータイムで12〜13万円。海路は鳥取境港発着7日間ホテル3泊現地2日間フリータイム、往復とも韓国東海市で半日フリータイムで87千円。ネットで調べると、現地では日本語ガイド付きオプショナルツアーが幾種類もあるので安心だ。




オプショナルツアーには、市内観光1日とか半日、ロシア人家庭で家庭料理の夕食などもある。シベリア鉄道ハバロフスクバイカル湖へ行くツアーもある。夢はふくらむ。成田なり境港までのアクセスを考えると、先日の台湾より値はアップする。身体にきつい遠い欧州より、体に負担の少ない近い欧州と思えば、それくらいなんの、なんの。やっぱり、もっと台湾行を慎重に考えるべきだった。