母の日のプレゼント


五月の空に薄雲がかかり日除けになってくれる。野良仕事には好都合の日だ。哀れな姿をさらけ出しているノースポールを引き抜いた。しっかりと種を落としておいたから来年もまた咲いてくれる。ウォーキングで住宅街に入ると、バラの花を目にすることが多くなった。この時期が一番の盛りだろう。


それぞれのお宅で丹精込めて育てたのであろう。幾重にも花びらが重なるあでやかな品種には、気持ちがはなやぐ。少ない花弁ですっきり咲く何本かにも心が洗われる。10年近く、たいした手入れもしないのに毎年咲いてくれる我が家の律儀な品種には褒めてやりたくもなる。きょう5月16日の誕生日の花はバラとラジオ深夜便



きょうのパーソナリティー氏、花には関心がないとみえて、バラとその花言葉をさらっと伝えるだけでおわり。そこで、クマさんの日記では先週の土曜日に行った豊田・西山公園のバラ園のバラをアップすることにした。ここは、広大な公園内のうち約千坪のバラ園。約510種1400本が植栽されている。可児の花フェスタ公園にはかなわないが県下では最多の品種を揃えている。


13日の日曜は母の日だった。ウォーキング中の会話やラジオのリスナーの投稿あるいはブログで「母の日のプレゼント」に関する話題があった。そのうち自分の亭主からのプレゼントに関するものがあった。意外だ。母の日に妻にプレゼントする亭主がおられることを初めて知った。



強烈な印象だった。「いらんお節介」とお叱りを受けるのを覚悟で一言。妻を呼ぶのに「おかあさん」という人が案外多いから、そういう人が母の日になると錯覚を起こしてプレゼントするのでは・・・。まさか! しかし、考えてみれば世のお母さん、子供からも、亭主からも、姑からも お母さん、お母さんで大変ですねぇ〜。        


母の日に妻にプレゼントする亭主はこの大変さをねぎらう意味でやっておられるだろう。世に心優しい亭主がおられるもんだ。見習わねば。ちなみにウチはお母さん派でノープレゼント派。先日の母の日のように雨降りだと互いに機嫌がよろしくない。「おかあさん!」 「わしゃアンタ産んだ憶えない」。今年金婚式のわが夫婦の会話。