フードバンク支援センター
鹿児島や宮崎では、まるで戒厳令が敷かれたかと思われるほどの大雨に対する厳戒態勢というもののこの地方では、きのうのグラウンドゴルフもきょうのウォーキングも蒸し暑いなかで予定通り実施。なんだか、九州の人達に申し訳ない感じだ。
この蒸し暑さの中で涼しげに咲いている花二題。ギボウシと八重のクチナシだ。他所では1週間以上前から咲いているのを見かけていたが、わが家のウッドデッキ下のむさくるしい所で涼しげな色のギボウシがやっと咲き出した。葉っぱは幅広で大きい。
橋の欄干の上にある、玉ねぎをさかさまにしたような装飾物を「擬宝珠(ギボウシ)」という。この花のつぼみが「擬宝珠」に似ていることからこの名になったといわれる。百合科ギボウシ属。
もうひとつの涼しげな花は八重のクチナシだ。グラウンドゴルフのホームグランド、桜公園グランドへ行くのに駐車場からだらだら坂を上って行く。道すがらの土手沿いに八重のクチナシの植え込みがあり、この3.4日でやっと一斉に咲き始めた感じになった。純白の花があえぎ、あえぎ登る坂道での一服の清涼剤だ。
花にはジャスミンのような芳香がある。一重の花は10-11月ごろに赤黄色の果実をつけるが、ここの八重咲きの種類のクチナシには果実がつかない。
先月の中ごろ、公民館カフェのカキコをした。みよし市の「がんばる地域応援補助事業」として市からの補助を受けて運営されているものだ。わが地域ではこの補助金を活用して「地域の社会貢献事業」も行っている。地域のミニコミ紙二紙が取り上げて話題になっている。
それは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品「食品ロス」を解消しようと地域の集会所の駐車場の一画に補助金を活用して「三好丘緑フードバンク支援センター」を設け、5月末から配布を始めた。同支援センターでは名古屋に拠点を置くNPO法人が食品メーカーや大型食品量販店から寄付された食品を名古屋まで受け取りに行き、地元の「パートナー団体」に「再配布」する組織として活動する。
現在パートナー団体は子ども食堂や県営住宅の自治会、社会福祉法人、公民館カフェなど6団体。今まで名古屋まで食品を取りに行かなければならなかったパートナー団体は受取場所が緑フードバンクへと近くなり効率がよくなったと喜ばれている。
この活動を3月の区の総会で承認を取り付け、地域全体を巻き込んだ全員参加の社会貢献活動としたこと。そして、高齢化する地域の活性化に多世代交流の場としての公民館カフェに結びつけたこと。発想のユニークさと実行力の凄さに敬意を表したい。