天の配剤

mikawakinta632009-07-16

1週間か10日ほど前は朝晩に雨が降り日中は薄日が漏れるというような日が続いた。雨待望派にも好都合、日中お天気待望派にも好都合で天の配剤に感心したものだ。 この天気のように世の中の誰もが”これでよし”とすることはそう滅多にあるものではない。


不況のどん底の自動車業界でもハイブリッドカーだけは売れに売れているそうだ。エコ車で静かな車となれば誰もが”これでよし”とするところで売れているワケだが、これにも落とし穴があるようだ。モーターで動くため低速時にはほとんど音がしない。接近しても視聴覚障害者や子供、高齢者は気づかず事故の危険性があるからだ。


「静かさ」が長所でもあり短所にもなっている。国土交通省が危険を知らせる装置を装備する検討を始めたそうだ。定額給付金のように何もしなくてもタダでもらえるお金。これでさえ、議論百出。先日の天気のようなだれもが”これでよし”という天の配剤はそうめったにあるものではないということがよくわかった。


<きょうの一枚> ケイトウ  7月16日  自宅

夏の庭を彩る「赤」。ブーゲンビリア、マルバデイゴ、ハイビスカスに続いてケイトウが咲きはじめた。