あざぶの丘の住宅に思う

mikawakinta632009-11-11


きのうの午後からの雨、きょうは朝から久方ぶりの本降り。朝7時過ぎても車はライトをつけて走っている。


きのうのウォーキングの際、あざぶの丘の住宅の中を歩いた。最終200戸規模だが今は建設中を含め40〜50戸ができている感じだ。「環境共生」「安全安心」をコンセプトに世界に冠たるものづくりメーカーの名を冠したこの住宅。街路を歩くとそのコンセプトの一端を垣間見ることはできる。たとえば、全戸プラグインハイブリッド車専用コネクター設置など。


しかし、出来上がった家々を遠くから眺めるとすべて同じ建築様式でグレーの壁面、黒い屋根。倉庫群を彷彿させる。
より良いものを大量により安くつくるために汗水たらしてがんばる。品質の良いものを安くつくれば世界中から評価される。この国民性というか価値観で世界第2位の経済大国にのしあがってきた。ただ、このやり方は過去のもので今では中国に取って代わられている。


いまや、ものづくりは機能プラス遊びではないだろうか。端的な例を車でいえば、GMが破綻してもポルシェやアルファーロメオは生き残っている。人口が減少しつつある成熟社会のいま政権も交代した所だ。国の方向性を定めるときだろう。


<きょうの一枚> あざぶの丘 規格品の住宅群  11月10日