生き物写真展

f:id:mikawakinta63:20190226135028j:plain
f:id:mikawakinta63:20190226135107j:plain

今年の春はいつもと比べて相当前倒しでやってきているようだ。うららかな日がもう3日も続いている。思い起こせば、14年前の愛知万博の開幕日3月25日には雪が降っていた。トランプ大統領、地球の温暖化はフェイクニュースだというが、こんなことからもわかるんじゃないかねぇ。

 

 

クマさんの日記にも時々コメントを寄せていただく三好丘在住の生き物撮影歴23年の「いきともじいさん」が、3年ぶりに写真展を開かれた。今回のサブタイトルが「これが最後かも展」。会場で「終活まだ早いよ」と言ったら「この方が大勢来てもらえるねぇ」まだ、まだやる気満々のようで大丈夫だ。



f:id:mikawakinta63:20190226145014j:plain
f:id:mikawakinta63:20190226144714j:plain

彼は三好丘に越して来て20数年年になる自分と同世代人。生き物撮影をはじめたきっかけは近所で見かけたカワセミに魅せられてとのことだ。彼が単なる趣味のカメラマンとちがうのは、境川やその周辺に生息する小動物や草花などの撮影を通じてみよしの自然環境の変化や環境保全の大切さを訴える活動を続けておられることだ。

 

市内の小学校や公民館など20ヶ所以上に定期的に環境保全を訴える手作りの写真ポスターを作っていて、それが100号近くになる。講演活動もされている。生涯学習講座で講演を聴いたこともある。彼の魅力はいわゆる”プロの活動家”ではなく、あくまで”アマチュア―の延長線上”であって謙虚なことだ。みよし市内にこだわり、同じテーマ、対象を追い続けているのは彼しかいないからそれだけに説得力がある。



f:id:mikawakinta63:20190226145309j:plain
f:id:mikawakinta63:20190226145325j:plain

今回は2月11日~22日に豊田・大林町のすまいる館1階ロビーで開かれた。カワセミ(写真2段目左側)・イタチ(写真最上段左側)はじめ鳥・哺乳類・虫などの楽しく感動いっぱいの80点が展示されている。 ホンドギツネ(写真最上段右側)はウチから徒歩5分ほどのウォーキングコースから少し外れた場所。

 

日常の生活圏にこうした貴重な小動物が生息していることがわかったからには、われわれの手でこの環境を保全して行くのが義務だろう。だって、小動物たちが棲みにくい環境はわれわれ人間にとっても悪い環境だから。そんなことを痛感した。都会との距離がほどほどで、これだけの自然環境。「いつまでも あると思うな この自然」