春の庭のルーキーたち

しばらくの間、庭に咲く花から目をそらしていたら季節の移ろいは正直なもので華やいだ雰囲気になってきた。今年デビューのルーキー達が新鮮な輝きを振りまいている。隣の家から嫁入りしてきたものもあればフラワーセンターから買って来られたものなど素性は様々だ。

    
           

隣の家から嫁入りしてきたバラ。下段左がブラスバンド、右がイージーゴーイングという名前とのこと。競走馬の名前でもあるまいにナンだかややこしい名前が多い。両方ともきのうから咲き始めた。隣の奥さん、ウチのよりきれいに咲いているとぼやくことしきり。おととい、鉢植えから地植えに移植したティファニーはまだ咲かない。


   

これもルーキー、西洋オダマキ。この色以外に赤や青のものもあるそうだ。控えめな色で花を下向きに咲かせるあたりはクリスマスローズに似ている。門の脇の大きな植木鉢に鎮座している。控えめな性格の家主にふさわしい花が門前でデビューした。


 

紫のクレマチスはもう5〜6年になるベテラン。今年から白の小さい花のものがデビュー。アジサイとともにどういうわけかこのクレマチスも雨が似合う花だ。