光の春・音の春・気温の春

きのうより一段と穏やかで春の到来を実感させるような一日。寒さで縮こまっていたジジババプレイヤーのグラウンドゴルフもこの暖かさで熱がこもってきた。


暖かさに誘われて豊田・平芝梅林公園へ足を運ぶ。早咲きの紅梅、白梅が光り輝いている。




けさのラジオで気象予報士が「光の春・音の春・気温の春」という言葉を使っていた。時間がなかったので詳しい説明がないまま終わってしまった。光り輝く白梅・紅梅を眺めながら、この三つの春の意味を推察してみた。


立春から半月以上も経ち陽射し(日差しと書くよりこちらの方が適切だろう)が眩しくなり日暮れの時間も遅くなった。だが、きのうや今日のような暖かな日ばかりではない。寒の戻りがある。それだから、♪ 春は名のみの風の寒さや と早春賦の歌が歌われる。 そこで、人は体感温度より太陽の明るさで春を感じるのだろう。これが「光の春」だ。


雪の多い地方では雪崩の音、雪が解ける音、雪解け水で増水した川の流れる音が春を告げる音。「音の春」と言えよう。


「光の春」「音の春」、そして”暑さ寒さも彼岸まで”の彼岸を過ぎる頃から、この例えどおり気温も上昇して「気温の春」へと移るのだろう。