室伏の金メダル


8月も余すところきょうとあすの2日だけとなった。日中はともかく朝晩に吹く風には何かしら秋を感じさせられるようになった。庭の早生の柿はもう黄色く色づいてきた。


ハンマー投げの室伏選手が陸上の世界選手権で金メダルに輝いた。陸上競技の選手で五輪と世界選手権の両方で金メダル獲得は大偉業だ。豊田に住んでいた当時、家が近くでウチの向かいの中京大の先生の家へよく遊びに来ていて知っていることやら、娘たちの小中学校の同窓生であることやらで身近に感じているだけに感慨ひとしおだ。


体の合理的な動かし方を追求し続け、世界の舞台で16年、鍛錬を続けた36歳の偉業た。ことを成し遂げるには時間と努力が欠かせない、ということを再認識させられる。一国の総理大臣という重責を全うするにも、きっと微妙な感覚と時間が必要だろう。いくら、ノーサイドと言ってみても親(しん)やら反という避けて通れないしがらみがあるだけに・・・・。