オス・メス


きのうからの雨、夜が明けても午前中はぐずつき気味でグラウンドゴルフも1時間遅れのスタートで開始。それでも、途中で激しく降り出してコールドゲーム


きのうのウォーキングの際、柿畑に出荷に規格外の柿が放置してあった。その中にダイヤマークの形をしたこんな柿が。


同じくきのうのウォーキングでのこと。稲刈りの済んだところもあり、まだのところある田んぼ道でつがいのキジをみつけた。近づくとメスは足早に東の方へ逃げ、草むらの中に消えた。その間、オスは外敵をひきつけておいて、メスが逃げ去るのを見届けて反対の西の方へ消え去った。自分にはそのような光景に見えた。



こうした光景は生き物の世界では日常茶飯事だろうが、これを目の当たりにすると微笑ましくもあり、オスのいじらしさに心惹かれる。オスは体を張ってメスを守らなければならない。妻子を養わねばならない。それ以前に、立派な子孫を残すために良きパートナーを選ばなければならない。貧相では彼女ができない。おしゃれもしなければならない。オトコはつらいよ。


おととい三好池で見つけたキンケイなど、メスに比べてなんと派手な衣裳をつけていることか。(右上の写真)派手な衣裳の最たるものはクジャクだ。オスは大きく鮮やかな飾り羽を持ち、それを扇状に開いてメスを誘う姿が有名だ。


かくして、最大にして唯一の使命である子孫を残すという使命を終えた生き物がいつまでも長生きをしていることは資源の浪費であり、次世代の「食い扶持」を減らすことになる。


ただ、ヒトという生物だけは例外で、その使命を終えた者が生活することによって社会全体に役に立ちながら進化してきたといえよう。現にジジババが孫の育児の分担を引き受け親の負担を軽減することにより大きな社会貢献を果たしている。