「老後2千万円」報告騒動に思う

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気まぐれな梅雨の天気だ。きのうは梅雨の中休みともいえる晴天というのに終日室内ゲーム。きょうはウォーキングのスタート時になって突然の雨、またまたドタキャン。一日静養日かと喜びも束の間、薄日が漏れてきていざ、草とりへと出陣。なんと、気まぐれな天気なことか。

 

土曜日の早朝、新聞を取りに行くために玄関を出たところ、パァっと周りが明るいのだ。プランターや小さな植木鉢に植えた10数輪のサボテンの花が一斉に咲いているのだ。20年来一斉に咲くことは初めてのことだ。夜行性の花ゆえにお昼前には一斉にぐたりと首をもたげてしまっている。

 

きのう6月11日の誕生日の花はスイカズララジオ深夜便が伝ええていた。この花5月22日の日記にアップしたしたところだ。今頃は花の色が白から黄に変化している。このことから中国では「金銀花」と呼ばれるそうだ。

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2000万円が独り歩きして、いまや「老後2000万円」報告書が政争の具となってしまっている感だ。コトの本質のところで政争の具となるならならばまだしも、報告書の取り扱い方や揚げ足取りの域を脱しないところで国会の貴重な時間を浪費されることは、国民としては許せない。

 

「国民が怒っているのは(公的年金が)『100年安心』がウソだったことだ。自分で2千万円をためろとはどういうことか」と野党。「資産形成を前向きに考えてほしいというのが報告書の趣旨」と報告書作成審議会側。争点らしきことを整理すると以上のようなことだと思う。

 

老後を考えている国民の大半は、「8%や10%の消費税で老後を年金だけで安心して暮らせるはずがない。自分のことは自分で守らなければ。」こんな思いであると思う。さらに言えば、金融庁なんていうお金を扱うお役所が国民生活にいらんお節介だと云いたい。

フェイルセーフ

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青葉したたる梅雨の最中、遠目にスモークツリーの煙が映える。近くに寄れば煙にくつっいた雨粒がキラキラ輝いてまばゆい。スモークツリーは紫陽花やクレマチスと同様に雨に似合う。これぞ、煙雨。けさもウォーキングはドタキャン。

 

サニブラウンが陸上男子100mで9秒97の日本新記録打ち立てた。この週末各メディアで大きく報じられた。女子テニスの大坂なおみ陸上競技サニブラウンケンブリッジ飛鳥の出現で、純血大和人がスポーツ界で世界を舞台に第一線で活躍するのは無理だと証明されたようなもので、手放しで喜べない気もする。

 

いや、それは了見が狭い。今は、グローバルの時代で人的交流も盛んだ。欧米では移民の人達抜きでは社会が動かないのが現状だ。いつまでも島国根性では世界から置いてきぼりをくう。肌の色がどうあれ、日本人が世界の舞台で活躍するのは喜ばしいのではないか。そんな気もする。

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 先々週、横浜の新交通システム無人自動運転の車両が逆走、車止めに衝突し乗客が重軽傷を負った事故について、先週会社から事故原因は「断線」と発表された。技術的な事には疎いものの、鉄道の「て」の字くらいはかじった鉄道屋の端くれとしては、考えられないお粗末な事故ではなかったかと思わざるを得ない。

 

鉄道に限らず、あらゆる装置だとかシステムは「必ず故障する」ことを前提に、「フェイルセーフ」が施されている。つまり、誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全側に制御することが施されているのだ。鉄道で具体例を挙げると、次のようだ。

 

鉄道車両は、空気圧で動作するブレーキに故障があったならば、非常ブレーキがかるように設計されている。鉄道信号機における無灯火状態は、赤信号と同じ効力を持つと定められている。また、連動装置や軌道回路が故障した場合や、停電となった場合は赤信号を表示するよう設計されている。

 

横浜の新交通システムは「断線」を検知・フェイルセーフという素人でも理解できるシステムの欠陥だといえる。「無人運転」の4文字が先走りして基本中の基本が忘れられたのではないだろうか。

 

天安門事件30周年に思う

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朝、ウォーキングに出かけようとしていたら雨でドタキャン。きのうの夏日から一転、きょう「梅雨入り」。思い起こせば、そんな兆しがきのうからあった。カミさんが友達と梅の実を採って来て洗っていた。「梅雨」の語源のひとつに梅の実が熟す頃であることからという説があるのだ。                          

 

また、近所の栗林では花が満開、散り始めている。「墜栗花(ついり)」と言って 栗の花が散る頃になると梅雨に入るということから、栗の花を梅雨入りの目安とすることがあったようだ。気象上の条件も周囲の環境の条件も整った梅雨入りだ。

 

おととい毎年恒例の健康診断を受けた。胃がん検診は胃カメラが喉からにせよ鼻からにせよ苦手なのでバリューム検査で続けている。今年の検査ではかつてない変化が生じた。バリュームを飲みこむとき「誤嚥(ごえん)」で検査液が肺に入ってしまった。オペレーターの声が聞き取れにくく、スムーズに体が動かない。やっとの思いで、検査がすんだ。

 

検査が終わって、肺に検査液が入った状態の画像が先生のデスクに転送され、来年からはバリューム検査は無理。胃カメラで受診するよう宣告された。日常生活の中で多岐にわたって、加齢による「老い」をじわじわと自覚してきた。ところが、今回の検査ではそうした自覚の範ちゅうになかったところからの突然の宣告で、「老い」がまた前進。大きなショックだった。

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きのう6月6日の誕生日の花はネジバナラジオ深夜便が伝えていた。2.3年前までは、今頃から7月中旬頃まで明るい草地などでよく見かけた。小さなピンク色の花が20個以上らせん状について咲く。なぜねじれるのか? 花がみな一方向に向けば茎が傾くので、花の方で工夫して わざとねじるように花をつけるようになった。とは「季節の花めぐり」での先生の話。蘭科ネジバナ

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 中国で民主化運動が武力弾圧された天安門事件から4日で30年が経った。あるビジネスマンが北京でカバンをなくし、警察に出向いた。やがて連絡が入る。「あなたはこの店ではカバンを抱えていたが、次のビルの前では持っていない。この間に置き忘れたのだろう」。感心するやら恐ろしささえ感じたという。

 

ことほどさように、中国国内に張り巡らされた監視カメラは2億台にのぼるという。これらのカメラを結んでつないだネットワークが国民の一挙手一投足を見ているという。4日付けの日経デジタル版のコラムがそんなことを伝えていた。

 

今週各メディアから報じられた中国情報は、30年という節目の年に加え、米国との貿易対立が体制批判に転じることを案じているのか、同事件犠牲者の遺族や活動家らへの監視を例年以上に強めているようだ。

 

あえて「たら、れば」が許されるならば、30年前中国の指導部が若者たちの声を受け止めていたら、歴史はどう変わっていただろうか。一党独裁と国家資本主義で成し遂げた、今のような経済の躍進はなかっただろう。その代わりもっと付き合いやすい隣国になっていただろう。冒頭のビジネスマンもなくしたカバンを探すのに手間がかかっただろうが。

安楽死を考える

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電車通勤していた当時は、6月になると学生・生徒や駅員・警官の制服の衣替えで季節の移ろいを実感したものだった。今では、きのきょうのような蒸し暑さだけが季節の移ろいを感じる唯一のセンサーになってしまった感がする。メディアを賑わしている”引きこもり”はこんな面でも大なり小なり影響が及んでいるだろう。

 

きのうのラジオ深夜便が6月4日の誕生日の花はスイレンと伝えていた。毎年この時期になると近くの舟ヶ峪池の睡蓮を日記にアップするが、昨年の豪雨で池の周囲でがけ崩れがあり、今年は例年の1割ほどしか咲いていない。昨年、一昨年撮ったものをアップ。

 

先日のウォーキングでこの舟ヶ峪池の一角を通った際、メンバーの中で蓮と睡蓮の区別がつかいない。そんな話に及び、蓮は、葉や花が水面から立ち上がるが、睡蓮は、見ての通り葉も花も水面に浮かんだまま。とクマさんは知ったかぶり。

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先だっての日曜のテレビ、NHKスペッシャルで日本人女性がスイスで安楽死するまでのドキュメント番組があった。大変考えさせられた。

 

彼女は3年前に、体の機能が失われる神経難病と診断された。歩行や会話が困難となり、医師からは「やがて胃瘻(いろう)と人工呼吸器が必要になる」と宣告される。安楽死は日本では認められていない。そんな中で、民間の安楽死団体が、海外からも希望者を受け入れているスイスで安楽死することを希望する日本人が既に6人登録している事を知る。その後、「人生の終わりは、意思を伝えられるうちに、自らの意思で決めたい」と、スイスの安楽死団体に登録した。

 

安楽死に至るまでの日々、葛藤し続けたのが家族だ。自殺未遂を繰り返す本人から、「安楽死が唯一の希望の光」だと聞かされた家族は、「このままでは最も不幸な最期になる」と考え、自問自答しながら選択に寄り添わざるを得なくなった。そして、生と死を巡る対話を続け、スイスでの最期の瞬間に立ち会った。

 

延命治療の技術が進歩し、納得のいく最期をどう迎えるかが本人と家族に突きつけられる時代。海外での日本人の安楽死は何を問いかけるのかを見つめる。番組では、並行して彼女と同世代の女性が延命治療を受けながら懸命に生き続ける姿を追っているから、見る側にはその対照的な生き様模様で余計に複雑な心境にならざるを得ない。

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4年前オランダへ旅行した時、現地の日本人ガイドの話が脳裡に鮮明に残っている。オランダは「安楽死・売春・麻薬」が公認に国だ。その理由は、それぞれの文化・国民性の異なった多くの移民を受け入れて一つだけのルールで縛るよりは一定限度の自由を認め、自由な一方で自己責任で行動しなくてはならない国にした方が国是に沿っている。ということだ。

 

スイスやオランダとは歴史・文化・国民性の異なる日本で、彼女が「自分で死を選ぶことは、どうやって生きることである」これが私の願い。そして、私の選んだ道が日本で死のあり方を考えるきっかけになればと公開を決めた。と。彼女の志の高さに敬意を表したい。彼女に寄り添って支えた二人の姉にも同様に。

 

翻って、現実はどうだろう。病状、経済状況、家族の考え方のケースバイケースだろうが、彼女のような生き様は彼女のいうように「死のあり方を考える」モデルケースのひとつ。現状では、胃ろうや人工呼吸といった積極的な延命治療はいらん。あるがままにしておいてくれというのが、大勢の考えでないだろうか。

 

 

 

 

ふたつの”まさか”

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今週末には「梅雨入り」が予想されている。そんなことを予感させるかのようなきのうの雲行きだった。おまけに、梅雨時にはその象徴として欠かせない紫陽花が三好丘の野だけでなく、わが家の庭でも色づいて、雨を欲しがっている気配だ。

 

雨が欲しいと云えば、カエルだ。雨が降るとカエルが喜ぶのは、カエルは皮膚呼吸をおこなっており、雨が空気中の酸素だけでなく水に溶けている酸素を取り込むことで呼吸がしやすくなり、活発に活動できるからだそうだ。

 

先週の金曜。わが家の真下、四つ池の水辺から数10mほど離れた歩道に体長15,6cmの大きなウシガエルが鎮座しているのではないか。夏の夜中にトイレに起きたときなどに四つ池から聞こえてくるあの「ブォー、ブォー」という鳴き声の主だ。声はよく聞くが、姿を見るのは初めてだ。(写真を撮ってネットで調べてわかった)

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 このウシガエルという奴、どんな奴か、ついでに調べてみた。何を食っているか?水中、水面、陸上を問わず何でも食べる。時にはトモ食いさえする。主としてはカマキリやバッタだそうだ。夜行性で耳や目が強力。

 

ウシガエルの耳は目の後ろにあり、人間とは違い鼓膜がむき出しているのでわずかな振動でも反応する。5m以内なら人の呼吸まで感知するという。視力も強力で20m先まで見通せるという。どんなワケがあってやってきたのか知らないが、ブログのネタにはウェルカムの珍客だ。

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先週末には”まさか”の出来事が続いた。横浜での無人運転の交通システムで逆走事故。同様のシステムが全国で7路線運用されているそうだが、身近な所では長久手リニモだ。大丈夫かいな?                             

 

自分が若い頃、電車の運転を体験して、当時思ったことはこんな単純なことがどうして自動化できないものかということだった。単純な事ゆえの落とし穴があるかもしれない。山手線の自動運転が計画されているが、この事故はきっと大きな教訓となるだろう。

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もうひとつの”まさか”。官僚機構のトップまで上りつめた男が44歳の長男を包丁で殺害、殺人未遂で逮捕された。川崎での児童ら殺傷事件のほとぼりがさめないうちでの事件だ。両事件の共通項は「中年の引きこもり」、世にいう「8050問題」だ。

 

40~64歳の61万人が半年以上自宅に引きこもっている。それを80代の親が支えている状態を先般内閣府が発表したばかりのことだ。61万人の引きこもりの8割は男でないだろうか。「8050問題」の根っこにあるのは、「男は仕事、女は家庭」この日本の家族制度や雇用制度の延長線上にあるのではないだろうか。

 

「大の男が働きもしないでブラブラしている」世間の見る目がこれだから、カッコ悪くて外に出られない。世間体があるから親が面倒をみる。その悪循環でないだろうか。また、年功序列賃金の雇用制度の中では普通の中高年男子の中途採用は難しい。その点女性はパートの口が多くある。

 

こうした社会慣行は一朝一夕に変わるものでもない。いまや、副業を認める企業が増えたり、4月の一斉採用だけでなく中途採用を常時している企業も出てきて徐々にではあるが変化して来ている。そのつなぎとして、行政や地域でセーフティーネットを広げていくことが必要でないかと思う。

初夏の松川渓谷の花々

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令和になってもう1ヶ月。善きにつけ悪しきにつけ、あまりにもいろいろなことが起きて慌ただしく過ぎた感だ。朝から雲が主役の一日。半袖と長袖を脱いだり着たり、梅雨入り前の季節の変わり時だ。

 

先日宿泊した信州山田温泉藤井荘へ同旅館の借景となっている渓谷沿いに咲く花の名前をメールで問い合わせたが返事がない。業を煮やして女将に直接電話。パソコンを見落としていたようで、平身低頭(姿が見えない。口ぶりでそう感じられた)。しばらくしてメールで回答が来た。栃の木の花とクマノミズキだった。

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松川渓谷を流れる水音、木々を揺らす風の薫り、季節の変わりを告げる鳥のさえずり、そんな借景の中、朝ぶろの湯上りにテラスに出て冷たいビールをやるぜいたくなひととき。ここは、猛暑日真夏日もない別世界だ。

 

そんな別世界だけに、あまり馴染みのない花が多い。一目でわかるのはフジくらいだ。三好丘のヤマフジの盛りは4月下旬だった。ここ長野の山奥では今が盛り。丁度1ヶ月季節が遅れている。

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女将からの回答は栃の木の花とのこと。日本のそれは、花が白いはずだ。写真のそれは、花の形は同じだが色が西洋栃の木(マロニエ)に似ている。パリやウィーンでみたマロニエ並木はこんな色だった。研究者でないから、どちらでもいいが、こんな深山幽谷マロニエに出会えるとは思いもよらなかった。

 

もうひとつのクマノミズキ(熊野水木)の名は、三重県熊野地方に産するミズキに由来。ミズキ(水木)の名は、早春に枝を切ると樹液がしたたり落ちることに由来とのことだ。花そのものの写真はカメラの倍率の関係で撮れなかったので、ネットから借用した。

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タイサンボクは豊田・緑化センターで何度も出会っていた。開花時期は、6~7月。 北アメリカの東南部原産。明治初期に日本へ渡来。直径50~60cmの大きい白い「おわん」形の花。日本の樹木の花としては最大。花、葉、樹形などが大きくて立派なことから賞賛してこう名づけられた。放置しておくと樹高20mくらいになる。

 

まぶしい緑、澄み切った空気に薫る風、花の写真ファンにとっては素材がいっぱい溢れている。まだまだシャクナゲアメリシャクナゲがフォルダーに残っている。秋の紅葉シーズンはもっと魅力的だろう。もう、いっぺん行ってみたい。

 

   

 

信濃の国の山々

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きのう一日降り続いた雨で、真夏日やら猛暑日の熱が冷めた。雨上がりのけさは涼しいウォーキングだった。あの暑さは何だったか。トランプ熱だったかも。氏が日本から離れたら、とたんにいつものこの季節の気候に戻ったからなぁ。

 

それにしても、このたびのトランプ接待の評価が日米で大きく分かれているのには興味津々だ。日本のメディアは、ほとんどが過剰接待だの、8月貿易交渉決着と米側に発表させてしまったのは安倍さんの失敗だと厳しい評価だ。米側では、安倍はトランプころがしの名手。やがては国際舞台の主役だとの評価があるほどだ。結果責任を問われないメディアは、言いたい放題。けっこうなことだ。

 

川崎の殺傷事件、見るにつけ、読むにつけ「言葉を失う」。で終わらせてはいけないが、いまはそれとしかいいようがない。

 

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信州高山村の山田温泉藤井荘へ撮影した花の写真を添えて、名前を教えてくれときのうメールを送ったが、いまだに返事なしだ。名旅館のアキレス腱も相当重傷のようだ。今回の旅でもう一つの関心事は残雪の山々だった。きょうは、山々をアップ。

 

一番上の写真は戸隠中社のそば屋の二階から北アルプス五竜岳唐松岳方面の遠望だ。鹿島槍が写真左のほうに見えるはずだが、入ってないようだ。二番目の写真は中央道駒ヶ根付近から見た中央アルプス駒ヶ岳だ。この山は専用バスとロープウェーで上まで何回も行ったことがある山だ。

f:id:mikawakinta63:20190529195741j:plain     上信越道信濃町ICから戸隠高原へ行く道中では飯縄山黒姫山、戸隠連山が目の前に迫ってくるような迫力で雄姿を見せている。飯縄山は学生時代に登ったことがあった山だ。

 

長野県の県歌「信濃の国」の一節。<信濃の国は十州に境連ねる国にして そびゆる山はいや高く・・・・・>とあるように北アルプス中央アルプス南アルプスの連山が中央道、長野道、上信越道を走れば全部眺められる。天候に恵まれて、大自然のパワーと奥深さに触れることが出来た旅だった。の国は十州に 境連ぬる国にし信濃の国は十州に 境連ぬる国にして