「老後2千万円」報告騒動に思う

f:id:mikawakinta63:20190612124116j:plain

気まぐれな梅雨の天気だ。きのうは梅雨の中休みともいえる晴天というのに終日室内ゲーム。きょうはウォーキングのスタート時になって突然の雨、またまたドタキャン。一日静養日かと喜びも束の間、薄日が漏れてきていざ、草とりへと出陣。なんと、気まぐれな天気なことか。

 

土曜日の早朝、新聞を取りに行くために玄関を出たところ、パァっと周りが明るいのだ。プランターや小さな植木鉢に植えた10数輪のサボテンの花が一斉に咲いているのだ。20年来一斉に咲くことは初めてのことだ。夜行性の花ゆえにお昼前には一斉にぐたりと首をもたげてしまっている。

 

きのう6月11日の誕生日の花はスイカズララジオ深夜便が伝ええていた。この花5月22日の日記にアップしたしたところだ。今頃は花の色が白から黄に変化している。このことから中国では「金銀花」と呼ばれるそうだ。

f:id:mikawakinta63:20190612133612j:plain
f:id:mikawakinta63:20190612133629j:plain

2000万円が独り歩きして、いまや「老後2000万円」報告書が政争の具となってしまっている感だ。コトの本質のところで政争の具となるならならばまだしも、報告書の取り扱い方や揚げ足取りの域を脱しないところで国会の貴重な時間を浪費されることは、国民としては許せない。

 

「国民が怒っているのは(公的年金が)『100年安心』がウソだったことだ。自分で2千万円をためろとはどういうことか」と野党。「資産形成を前向きに考えてほしいというのが報告書の趣旨」と報告書作成審議会側。争点らしきことを整理すると以上のようなことだと思う。

 

老後を考えている国民の大半は、「8%や10%の消費税で老後を年金だけで安心して暮らせるはずがない。自分のことは自分で守らなければ。」こんな思いであると思う。さらに言えば、金融庁なんていうお金を扱うお役所が国民生活にいらんお節介だと云いたい。