裁判員制度について思う

mikawakinta632007-07-30

明け方からの雨は”けっこうなお湿り”。おかげで今日一日は畑も庭も水の心配なし。
安倍自民党も選挙で勢いよく冷や水をぶっかけられた。こちらは”けっこうなお湿り”どころではなさそうだ。


きのうの中日新聞のサンデー版に裁判員制度が特集されていた。去年の3月、岡崎での裁判員制度の説明会に参加した。
中村雅俊主演の映画を見せられ重要ポイントの説明を受けた。再来年の5月までにはスタートするようだ。


「専門家だけでやってきた刑事裁判に国民が参加して、その感覚を裁判に反映してゆく」総論は賛成してもいざ自分が裁判員に指名されるとなると「ヒマがない」とか「人が人を裁くことは自分の信条に反する」ということで各論反対になるのが
自分を含め大方の流れでないかと思う。


この制度がスタートするまでにわが国にも「終身刑」の制度を設けてもらいたいものだ。その理由はこうだ。
凶悪犯の被害者家族にしてみれば、死を以って償ってもらってもまだ足りないくらいの犯人の刑を決める裁判員にしてみれば、被害者家族の心境を察することと「盗人にも三分の理」自分の一票で人を死罪に追い込むという良心のハザマでの
葛藤を軽減するためには、「死刑」と「無期懲役」の間があまりにも開きが大きすぎる。


無期懲役」といっても15年や20年でシャバへ出てくるのが普通だそうだ。死を以って罪を償ってもらう「死刑」と
死ぬまで罪を償ってもらう「終身刑」を「死刑」と「無期懲役」の間に設ける。ということである。
専門家に言わせると、いろいろと障害があるかもしれないが、かねてよりこんなことを考えていた。