行き過ぎは困る


雨降りから一転青空と爽やかな風が戻ってきた。朝晩は長袖昼間は半袖で過ごすいかにも秋らしい天気の一日。今日の巨人戦で中日が優勝を決め、きょうの天気のような爽やかな気分で夕飯が・・・とは行かず、まったくの裏腹の気分。12対4の大敗。生みの苦しみか。東京ドームで胴上げを見せつけてやりたかったのに。


ウォーキングの道すがら公園や民家の庭先でピラカンサの赤い実が目立つようになった。毎年観察しているが、他の樹木の実より早くから色づき一番最後まで鳥に食べられず残っているのがピラカンサだ。鳥にとってあまり美味しい実ではないようだ。鳥は他に餌がなくなって仕方なしにピラカンサを食べているようだ。生物の世界は人間に限らず動植物も同じだ。


ピラカンサの実が赤くなり、たとえ園芸種のものであるにせよ秋の七草ナデシコが路傍に咲いているのをみると、いやがうえにも”深まりゆく秋”を感じる。なでしこジャパンが秋の園遊会に招待された・・・・これは関係ないか?


ニューヨークで始まった反格差社会デモは欧州、日本・アジアにも拡大した。資本主義自由主義経済のひずみがでてきたということだろうか
?専門的なことはわからないが、”なんでもあり”のマネーゲームの行き過ぎではないだろうか?一見”なんでもあり”のように見えるプロレスでさえ”掟”がある。


マネーゲームも反格差も行きすぎては困る。マネーゲームが行き過ぎると1%の人間が40%の富を持つようになる。そうかといって、反格差が行き過ぎて「働いた者が報われる社会」にならないと国に活力がなくなるし、下手すると社会主義国家の再来になってしまう。