煩わしいこと もうイヤだ


朝からじりじりと焼けつくような日差し。そのはずだ。昼のニュースで梅雨明けを知らせていた。ウォーキングコースの東名高速の土手ではもうハギが咲きだした。梅雨が明けたらもう秋の花か?「萩」の字は”くさかんむり”に秋と書くからまさに秋の花だが、早いものは夏前から咲きだしている。でも、やはり秋の9月ごろが見ごろだと「季節の花めぐり」の指導員の先生が言っていたのを思い出した。


パソコンを買い換えて1ヶ月経った。今回はインターネットの回線をケーブルテレビからNTTの光回線に替えた。トラブルが生じると、問い合わせ先がパソコンメーカーか、NTTかプロバイダーか、まずそれがわからない。


問い合わせ先がわかっても電話がすぐつながらない。やっとつながったと思ったら担当が違うからとタライ回し。お目当ての担当につながったことはいいが、どう質問したらいいか、しどろもどろ。昔、町の電気屋さんでテレビを買っていたころはとことん面倒をみてくれていた。あんな時代が懐かしい。


今の時代、パソコンメーカーも回線業者もプロバイダーも競争が激しいから一様に客に親切なことには感心する。「そんな専門用語を使って説明されても70過ぎのじいさんにわかるわけがない」が殺し文句でこれを言うと実に丁寧で1時間以上かかって教えてもらったことが この1ヶ月に2度もあった。


「女房と畳・・・」のごとく、物事新しくなることは結構なことだが、替える時に煩わしさが伴う。住居はここ三好丘が終の棲家。自家用車はリタイヤーした時に買った車が人生最後の車。パソコンはこれで最後。生涯替えなかったのは女房だけ。煩わしいことはもうイヤだ。