ロンドン地下鉄150周年


きのうの雨も止んだが、台風一過のような具合には行かずきょうは冬空に冷たい風。昨日のような雨の中でもヒヨドリメジロの主導権争いは盛んだ。ヒヨドリが来たときには、こちらが気が付く度に追い払うので、メジロの支配する時間の方が長い。愛くるしいメジロの表情が何ともいえない。


世界で最も古いロンドン地下鉄の開通150周年を記念して復元された当時の蒸気機関車が開業時と同じ駅間を走行した。その記事が朝刊に載っていた。ユーチューブでも動画が配信されていた。年甲斐もなくうれしくなった。そのわけは、あれだけ一生懸命勉強したことをたった10人足らずの前で8分厳守で発表して空しさを感じていたが、きょうブログを通じて発表できる機会を得ることができたのだ。



8年前、悠学カレッジに初めて入学。「パソコンで英語を学ぶ」講座を受講。プレゼンテーションで「英語版のHPを読み、写真や資料を使用しながら内容を8分で発表する」課題を出された。選んだ題材が「ロンドンの地下鉄の歴史と初めて地下鉄を利用する人への案内」

●地下鉄開通以前のロンドンでは郊外からの鉄道は中心部から離れた地域にあるターミナルまでで建物の密集している中心部に乗り入れは不可能だった。

●郊外から到着した客はターミナルから中心部まで馬車を利用。市内は道狭く大渋滞で地下鉄が考え出された。

1863年パディントン〜ファリンドン間5.6kmで地下鉄が開通。当時動力は蒸気機関のみ。

●煙対策はどうしたか? 駅構内は天井を設けない換気性を確保した吹き抜け構造となっていたほか、路線のところどころに、地上部を設け集中的に煙をはかせていた。


「初めて地下鉄を利用する人への案内」でタッチスクリーンの自販機やゾーン運賃のことなど、エスカレーターは右側に立つ、荷物から目と手を離すな などということまで調べておいたのに未だに活用する機会がなく残念だ。フリータイムのないツアーで2日だけの滞在ではこの望みは叶わない。