ふるさとは遠きにありて思ふもの


けさの冷え込みはきつかった。そんな冷え込みの中、自転車通学の高校生たちはコートもなしですっかり色づいたナンキンハゼの並木道を軽快に自転車を走らせて行く。


シニアも負けていない。みよし北部地区のグラウンドゴルフ大会。プレイ開始時間の頃は、小高い山の日陰になる部分がグランドの約半分を占めている。そのエリアに入ると寒いことこの上ない。日向の部分の暖かなことこの上ない。まさに、”北風と太陽”の狭間でのプレイだった。運よく101名の参加者で4位に入ることができた。



昔流行った「ヤットン節」。♪ お酒飲むな 酒飲むな で始まり 3日前の古新聞  読む気があったら 買っとくれ トコトンのヤットントン  で終わる。 サンデー毎日でも新聞を読むことがままならない。野暮用のせいでもありグウタラのせいでもある。ヒマができたときにまとめ読みのくせだ。


ヤットン節にあるように3日前のものはウチでは古新聞と云わない。文字通りニュースペイパーだ。きょう10日前の中日オールドペイパーを読んでいたら左の写真が目にとまった。毎日掲載される読者の投稿写真だ。思わず快哉。わが母校の名前が人様をほっとさせたことに。


クマさん、昭和23年4月に多治見市立昭和小学校、29年4月に多治見市立平和中学校それぞれに入学している。9年間皆出席だった。中学は近くの山の上に移転したが、小学校は校舎こそ木造から鉄筋コンクリートに変わったが同じ所にある。


ガキ仲間のブログの常連で両校の卒業生がかなりいるのに誰もそのことをブログで触れている者がいない。”ふるさとは遠くにありておもふもの”室生犀星ではないが、地元にいるとなかなか気が付かないが、遠くに離れてみるとふるさとに愛着がわくものだ。