この頃思ったこと

週末に思ったこと二題


●きのうに引き続き青空が広がった。きのうほどの風の強さはないが、朝の冷え込みは氷点下2度まで行った。それにしても、朝から正月休みの時みたいに周囲が静かだ。そうか、トヨタ旧正月休みだ。きょう8日から13日までのようだ。さすが、グローバル企業だ。中国の春節、韓国、台湾、ベトナムシンガポールなど東アジア一帯の旧正月に合せての休みだ。


各地ではお祝いムードでの爆竹が賑やかだろうが、北朝鮮のロケット発射まではいただけない。国際社会であれだけ静止をしたのに・・・。トヨタの東アジア各国にあやかっての旧正月休みと称する操業停止もいただけない。9年前の新潟中越沖地震で国内シェア5割以上を占める柏崎の部品メーカーが被災し、トヨタのみならず全完成車メーカーが操業中止に追い込まれた。


素人のクマさんが云うのも気がひけるが、このとき学習しなかっただろうか?かんばん方式が悪いのではなく、部品の調達先を分散してリスクを回避するということを。世界規模の企業ともなると、「リスク管理の強化と生産性の改善(競争力の強化)」とは相反するテーマで永遠のテーマだろうか?

 

●先週1/30 1/31の両日報道各社が行った世論調査内閣支持率の結果が出ていた。読売、毎日、共同の3社とも51〜56%で前回調査より2〜8ポイント上がっているのだ。甘利大臣の辞任という敵失があったにもかかわらずだ。素人判断でも、野党がたるんでいるとしか云いようがない。

民主党が政治と金の問題で攻め立てても、ならば民主党政権のときはどうだった。母親から月額500万円の「子ども手当」をもらいながら「気づかなかった」で済ませたような総理がいたことを国民は忘れてないから、そう簡単に民主党に任せるわけには行かないのだ。


おまけに、党を解党して出直すとか、維新と合併するとか、しないとか国民から見るとまるでまとまりがない。参院選に向けてのキャッチフレーズときたら「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」などと自虐的だ。だれが、政権を任せるだろう?