無題


「あけまして おめでとうございます。梅雨が明けました。」けさのNHKラジオ、マイ朝ラジオのオープニングトークだ。みんなが待ち望んでいた梅雨明けを改めて実感した、けさのラジオだ。


先週末からウォーキングも夏バージョン。朝5時半スタートだ。この時間だと夜咲性のカラスウリオシロイバナ、宵待ち草などがまだ咲いているのが見られるのだ。



路傍でオシロイバナをよく見かける。名前の由来は、熟した黒いタネをつぶすと 白粉(おしろい)のような”白い粉”が出てくることから。花の色は赤、白、黄。この花、夕方頃に活動する昆虫に対しては、花の多彩な色で引きつけ、夜に活動する昆虫には、その香りで引きつける。”色香で惑わせて・・・”などと、俗っぽいこというなかれ。子孫を残すための天の配剤なのだ。



毎朝、当たり前のようにして目玉焼きを食べているが、けさのラジオを聞いていると我ら人間は随分と鶏の人権ならぬ”鶏権”を無視した、神の摂理に反することをやっているものだ。メスの鶏の脳の中には生んだ卵を抱いてヒナに返し子孫を残そうとする本能を司る物質がある。人間はこの物質を退化させ、ただひたすら生むことに専念する鶏を作ってしまったそうだ。


卵の値段は何十年と安定していて、物価の優等生とも言われている。そのウラには神を冒涜するような人間の横暴がある。 いつの日にかそのしっぺ返しが来るかもしれない。


オシロイバナの話と鶏卵の話を「結び」の部分で締めくくりしようとカキコし始めたが結びつかない。きょうは、これでおしまい。