中学生との交流会に思う


きのうからの雨も上がり晴れ上がったが、北風が強い。冬の到来を感じさせる一日だ。いや、感じだけではない。現実に円高になるわ、株価は下がるわ。市場はトランプ旋風が吹きまくっている。この世に再び氷河期がやってくるかもしれない。それほど、寒々している。


トランプの勝利を密かに確信していたが、恥ずかしくて公言できなかった。などという識者が続々現れるかもしれない。今夜のテレビで識者、評論家はどういうだろうか。これは見ものだ。



おとといの月曜日の午後、地元の中学校で中学3年生と市民の交流活動があり参加した。この活動の趣旨は地区の老人会を通じて届いた案内状によると次のようなことだ。来春卒業する生徒たちが、地元の人達との交流をを通して地域の絆を強め、今後も地元に愛着をもたせ大きく育てて行く活動の一環として。


活動は、グラウンドゴルフ、トランプ、双六など5グループに分かれ生徒・大人双方混合でプレイをした。自分はグラウンドゴルフのグループに入った。このグループは双方15人づつくらいで、さらに5人位づつの組に分かれてプレイをした。先生は離れて見守るだけで、生徒たちが名簿つくりからコース設定まで自主的にやっているようで、なかなかやるわいと感心した。



我々のグループはグラウンドゴルフを30分くらいプレイした後は、教室に入り川柳の発表会だった。まさか、こんなものまであるとは・・・。意表をつかれ面食らった。お題は、皆で話し合って決める。お題が決まり、生徒も大人も即座に読み上げるのには感心した。


ちなみに、クマさんの川柳。お題「グラウンドゴルフ」 孫と競る(せる)  小春日和の  グラウンドゴルフ
お題「恋心」「初恋」  恋心  伝えきれずに  すでに喜寿



こんなお遊びで生徒たちは充実感があったかどうかはわからないが、少なくとも楽しそうだったとは云える。大人側としては、少々不満だ。せっかくの機会なのだ。学校側と懇談する場を設けて欲しかった。同じ年ごろの孫を持ちながら別居していると、心配事やら興味を持つことが多々ある。


孫が不登校かと心配した。学校からも病院からも時間が解決するといわれているから心配するな母親である娘はいう。案の定、今は元気に学校に行っているようだ。起立性調節障害というらしいが、こういうケースはよくあることか?また、三世代同居で育った子どもと、核家族で育った子どもの違い。じじばばとしてどう関わることがいいか?


毎日生徒と顔を合せている先生方はどう考えているか?わざわざ、学校に聞きに行くようなことでもないからこそ、こういう機会に懇談したいのだ。それにしても、こうしてじじばばに呼びかけをして集まってくれたのだから、校長なり、教頭が参集者に挨拶するのが最低限の礼儀でないか。それさえ、ないのだ。