奇跡の白いカタクリ


きょうもすっきり晴れ上がった。朝方のウォーキングには少々風が冷たく平年並みの陽気に戻った感じだ。きのうの日記のカキコの最中にパソコンから日記に画像をアップさせる機能が故障し、一番お気に入りの画像がアップできずきょうに持ち越してしまった。それは、上の画像、白いカタクリの花だ。


足助の飯盛山カタクリの写真を撮っていた時だ。大砲のようなズームレンズを備えたカメラを持ったおばさんが、奇跡でも起きたかのごとき喜びようで、見つけた見つけた。御覧なさいよと肩を叩いてきた。白いカタクリが咲いていた。そんな珍しいものかと思いながら礼を言って撮ったのが上の写真だ。



ネットで調べた。カタクリの花は右の写真のような薄紫色が普通だ。その白花には 神秘的な魅力があって、マニアにとっては憧れの存在らしい。これは、花びらに色素が形成されないために白い花を咲かせる白花変種 (はくかへんしゅ)というものらしい。突然変異で白い動物が生まれて来るアルビノとは性質が違うらしい。


自生するものは非常に稀で、数万本に一本とも、十万本に一本とも言われているそうだ。まるで宝くじにでも当たったようなカタクリ見物だった。



きょう3月30日の誕生日の花は大根の花とラジオ深夜便。大根の花は目と鼻の先にある家庭菜園で、3月の終わり頃から6月頃までいつでも観察できる花だ。紫あり、白あり、黄色もある。家庭菜園で花の咲いている畑のオーナーは花を咲かせて種をとる几帳面な人と、大根を収穫せずに放置して咲き放題にしている呑気な人で両極端だ。普通の人の畑では花を咲かせることはまずない。収穫してしまうから。




大根は本来根がしっかりと成長してからでないと花が咲かないので、普通は花が咲く前に全部収穫されてしまうのだ。大根の種をまいて芽が出てきた時がたまたま寒い日で、その後急に気温が上がった時等に早めに花が咲いてしまうことがある。急に気温が上がると、大根がもう花が咲く夏になったと勘違いしてしまうのだ。だから大根の花が咲く時期は3月の下旬から6月頃が多い。とプロの弁。素人の我が家では花を咲かせることは、めったにないが右写真のような芸術作品を作ることはよくある。