学者の話

mikawakinta632008-02-01

新年に入ってもう1と月が過ぎた。ドラゴンズもきょう沖縄でキャンプイン。陽春、球春が待ち遠しい。
(ドラゴンズのキャンプインの写真がないのが、気に入らない。敵に塩を送ろう)


午前中の悠学カレッジ「時事問題」、愛知大学経済学部の先生の「日本経済の現状と今後の課題」。
学者の話は面白くないということを実感。冒頭に「経済学者は起こった経済現象に対してどうしてそうなったかを解析することは得意だが、その先どうなるかなどと言うことは不得意。」
庶民は、これからの経済がどうなるかが知りたいのに予防線を張られてしまった。                  ワイドショーの見すぎかもしれないが学校の講義では面白くない。



学者に予想屋をさせるのがどだい無理なことかもしれない。10日ほど前にこんなことがあった。
高校の同級生が天皇家御用達の大学で経済学部の教授をしている。出身地多治見の信用金庫が招いて経済講演会を開いた。
聴きに行った同級生がなんとも面白くない話だと酷評した。その教授次のようなメールで返事してきた。


(前略)講演とかセミナーとか何百回やってきましたが、皆が満足する内容などありえず、また、話を受身で聞いて、自分が儲かるなどといったことは、市場経済ではまったくありえないこと、そこで、「面白い、しかし、信頼できない」金儲けのための評論家の類の話は絶対したくない(中略)、ネガティブ・コメントをする参加者がおられれば、面白おかしい違ったタイプの講演会を選んでもらう以外ありません。


学者先生をワイドショーに出てくる評論家や予想屋と同一視するわれわれが間違っているか、講演を引き受けた以上聴衆に見合った話をする柔軟性を持ち合わせない学者先生の資質の問題なのか?
講座の内容よりこの問題について考えさせられた。