一日の怒りを忍んで、百日の憂いを免れる
庭にハイビスカスが咲いてはいるものの、朝からしとしと雨降りでまるで晩秋の雰囲気の一日。
きのう、失言問題で大臣のポストを辞任に追い込まれた中山議員のニュースを見聞きして〔一日の怒りを忍んで、百日の憂いを免れる〕という言葉を思い出した。
人は、相手に恨みがあったりすると強く当たるもの。時には罵詈雑言も。
言われた相手に、五十人の友達がいたら五十人に喋る。あっという間に広がる。怒りや恨みから出た言葉が、五十人の敵をつくることになる。
大臣の発言となれば、五十人の敵どころではない。マスコミを通じて1億国民にあっという間に広がる。大臣をするような人がどうして頭をクールダウンすることができなかっただろう。
自分の立場を考えてグッと我慢するところは我慢、抑えるところは抑えれば大臣のポストは飛んでゆかなかったのに。
国交相のポストが気に入らないから、民主党と密約があったから、そんなことなら話は別だが・・・。
<今日の一枚> 狂い咲きのテッセン 自宅 9月29日
コニファーの木につるが延びていって白い花が咲いている。よく見たらテッセン。毎年アジサイの咲く頃に咲くテッセン。
何を思ったのか、晩秋を思わせるような気候のいま一輪だけ咲いた。