虫こぶ

きのうの雨もあがった。日が高くなるにつれて強い日差しが照りつけ、夏近しを感じさせる。家庭菜園の東側の道路沿いに高さ2mほどの生垣が30mほど続いている。いつも樹木の名前もわからないまま何気なくその横を通っているが、どうも最近葉の色がおかしい。近づいてよく見ると葉の上に小豆がくっいている感じだ。


そうだ、これが”虫こぶ”だろう。緑化センターの季節の花めぐりの時話を聞いたことがある。ネットで調べた。ダニ、アブラムシ、タマバエの幼虫などが植物に寄生することでできる部分を言う。多くはこぶ状になるため、虫こぶと呼ばれている。虫こぶは、寄生した虫が出す刺激に反応し、植物の一部が異常成長してできるものである。


寄生された植物にとっては、はた迷惑なことだろう。青葉、若葉の美しい時期にこんな姿になった生垣を見るほうにとってもあまり気持ちのいいものではない。


政争茶番劇がきのうで収束したかと思ったら、「一定のめど」が新たな政争のはじまりになった。我々国民、特に被災者の方たちにとってこんな政争は、虫こぶに寄生された植物同様はた迷惑なことでいい加減にしてくれと言いたくなる。