歳とると時の過ぎるのが早い


1週間続いた晴天も昨夜から降り出した雨で途絶えた。その雨もお昼前には上がり、午後には師走の空に青空が戻った。三好丘の冬の風物詩、切干大根つくりが先週半ば頃から丘陵地の畑で本格化している。
                                             

細切りされた真っ白な大根が、寒風にさらされて甘味を増している。千切りした大根を竹と網で組み上げた棚で、2日ほど天日乾燥して仕上げるそうだ。この農家の切干大根は白さと甘味がが売りのようだ。友人知人の評判がよく、カミさんは毎年直接取引で10数袋買っているようだ。


きのう28日のラジオ深夜便、誕生日の花は「ロウバイ」と伝えていた。ウォーキングの道すがらの農家で毎年今頃黄色い花が咲くので立ち寄り。残念ながら咲いてない。老木のため切ってしまったそうだ。今年の1月、松平高月院で撮ったロウバイが代わりに登場だ。花の少ないこの時季、季節を先取するように黄色い花が咲くロウバイだ。”ろう細工”のような、梅に似た花から「ろう梅」の名になったらしい。


 

今年も残すところあと2日。1年の経つのがホントに早い。歳をとると余計それを感じる。これにはちゃんと科学的根拠があるそうだ。土曜日の朝のラジオのパーソナリティーが云っていた。


例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。


そう、云われてみればそうかなぁと思えるし、どこかに数字のマジックがあると云われればそんな気もする。「人生七十古来稀なり」と云われる歳を過ぎれば、1年が長かろうが、短かろうが、無事に1年を過ごすことができたことに感謝しよう。